インドネシア社会省によると、27日にジャワ島中部で起きた大地震の死者は30日午前時点で5427人となったとのことです。
幸い日本人については全員の無事が確認されています。
インドネシア国軍は5000人規模の人員を投入して懸命の救出活動を続けていますが、倒壊した建物やがれきに阻まれ作業は難航。
救援の遅れが深刻化している地域では支援物資の略奪行為も発生している模様です。

今回の地震は、地下の破壊が前後2段階で進み、後段では深さ2~3キロとごく浅い場所で岩盤が破壊されたことが、八木勇治・筑波大助教授の解析で分かったようです。
マグニチュード(M)6.3という規模の割に被害が大きかったのは、岩盤の破壊が市街地直下のごく浅い場所で起きたことが、最大の要因とみられるとのこと。
八木さんは、世界各国で観測された地震波データを使い、地下の破壊の様子を推定結果、今回の地震について以下の判定をしています。
(1)まず約15キロの深さで断層が30センチほどずれる小さめの破壊が起きた。
(2)10秒後にその真上の深さ2~3キロ程度の断層が前段より大きく60センチほどずれた。
「M6.5以下の地震ではっきり2段階に分かれてずれることは、珍しい。地下の破壊がいったん止まってまた進むなど複雑だと、建物の被害につながる短周期の地震波も多く出やすい」と八木さんは指摘しています。

ともあれ、一日も早く中部ジャワに安穏な日々が戻ってきますように。

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幸い日本人については全員の無事が確認されています。
インドネシア国軍は5000人規模の人員を投入して懸命の救出活動を続けていますが、倒壊した建物やがれきに阻まれ作業は難航。
救援の遅れが深刻化している地域では支援物資の略奪行為も発生している模様です。

今回の地震は、地下の破壊が前後2段階で進み、後段では深さ2~3キロとごく浅い場所で岩盤が破壊されたことが、八木勇治・筑波大助教授の解析で分かったようです。
マグニチュード(M)6.3という規模の割に被害が大きかったのは、岩盤の破壊が市街地直下のごく浅い場所で起きたことが、最大の要因とみられるとのこと。
八木さんは、世界各国で観測された地震波データを使い、地下の破壊の様子を推定結果、今回の地震について以下の判定をしています。
(1)まず約15キロの深さで断層が30センチほどずれる小さめの破壊が起きた。
(2)10秒後にその真上の深さ2~3キロ程度の断層が前段より大きく60センチほどずれた。
「M6.5以下の地震ではっきり2段階に分かれてずれることは、珍しい。地下の破壊がいったん止まってまた進むなど複雑だと、建物の被害につながる短周期の地震波も多く出やすい」と八木さんは指摘しています。

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