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ギアナ高地は世界の魔境ナンバーワン!
当ブログサイトのNHKが選んだ世界遺産ベスト30の楽しみ方で登場した30箇所の世界遺産の中に、ベネズエラの「ギアナ高地」があります(22位)。

古生代の古い火成岩が連なるギアナ高地は、まさに“緑の魔境”というべき密林地帯の中にあります。

guianahighland.jpg


この土地は、およそ20億年前のもので、地球上で最も古い岩石でできています。

かつて、南アメリカ大陸とアフリカ大陸は一つになっていましたが、この大陸が分かれ始めたのが今から2億5000万年前。そして、それぞれが、今の位置に定まったのが6,500万年前。ですから20億年というのは気の遠くなるような歳月です。

そして、この歳月を経て、地球最古の岩の軟らかい部分は風と雨に洗い流され、硬い岩だけがテーブル状に残りました。この特異で人を寄せつけない形状故に、古くから神秘的な土地とされ、オリノコ川流域に住むインディオたちは、この高地を、名前(グアイ)の無い(イアナ)場所、つまり名前のつけようがない所として、グアイ・イアナ(ギアナ)と呼ぶようになりました。

南アメリカ大陸の北部、オリノコ川、アマゾン川、およびアマゾン川の支流の1つネグロ川に囲まれた地域にあります。

一般には、オリノコ川とエキセボ川に囲まれた地域に点在するテーブルマウンテンを指しています。ギアナ高地には、ギアナ楯状地ともよばれ、ほぼ垂直に切り立ったテーブルマウンテンが数多く点在しています。その数は,100を超えるといわれています。

標高の高いテーブルマウンテンは、ギアナ高地内でもエキセボ川の西側に多くあり、ネブリナ(3014m)、ロライマ山(2810m)などがあります。エキセボ川の東側のテーブルマウンテンは比較的小規模で標高は1000m以下のものが大多数を占めます。ロライマ山は、ーサー・コナン・ドイルの小説『失われた世界』の舞台にもなったことで知られています。

テーブルマウンテンの1つ、アウヤンテプイにある、世界最大の落差を持つ瀑布、エンジェルフォールは非常に有名です。

guiana.angelfall..gif


また、ギアナ高地付近は石油や鉄鉱石、希少金属類など豊富な地下資源の存在が確認されていますから、将来は新たな展開がありかもしれませんが、当分の間、ギアナ高地は、世界の魔境としてナンバーワンの地位を維持してゆくことでしょう。
まさにベネズエラの宝です。

一度はエンジェルフォールを直接見てみたいものですね。

「ベネズエラ」という名は、イタリアのヴェネツィアに由来するようです。1499年、この地を訪れたスペイン人の探検者、アロンソ・デ・オヘダとベスプッチが、マラカイボ湖畔に並び建つインディオたちの水上ハウスを水の都ベネチアに見立て、「ちっぽけなベネチア」と命名したとのこと。

ベネズエラ観光についてはフォートラベルのサイトが充実しています。

ベネズエラのビザ規定は以下の通りです。
退職者ビザ(年金受給者査証)制度もありますから、対象者は長期滞在も可能です。

査証関連
●入国について
90日以内の滞在は査証免除。但しツーリスト・カード(DEX-2)が必要です。
<ツーリストカード>
ツーリストカードは空路の場合は航空機のチェックインカウンター入手。
機内で配布されるのはツーリストカードとは異なる入国カードなので注意が必要です。
陸路で入国する場合は事前に日本または周辺国のベネズエラ公館で、パスポートを持参し入手します。
■ベネズエラ大使館
東京都港区西麻布4丁目12-24 興和38ビル703 
tel 03-3409-1501 fax 03-3409-1505

●滞在査証(TRANSEUNTE)
査証免除(ツーリストカードでの入国)からの滞在資格変更は不可。入国前に在日大使館を通じて目的
に応じた滞在査証を取得する必要があります。
■業務商用査証/TR-N
180日間までの商用滞在が可能。発給まで所要2日。発給料金60ドル相当。
申請書類は申請書、会社保証書、写真2枚、往復航空券または予約確認書。家族用はTR-F-N。
■その他の滞在査証
それぞれの査証には家族用もあります。
●投資家査証(TR-I)
●企業家査証(TR-E-I)
●ベネズエラ人家族査証(TR-FV)
●家事従事者(TR-ED)
●学生(TR-E)
●宗教家(TR-REL)
●再入国(TR-RI)
●就労(TR-L)
<就労許可>
労働省の就労許可が得られるのは、原則としてベネズエラ人に該当者がいない特殊技能所持者や経営
幹部など。

●居住査証(RESIDENTE)
>居住査証は、上記滞在査証を取得してから1年を経ないと申請できません。
また居住査証は5年毎の更新となります。
<永住査証について>
ベネズエラには永住査証制度はありません。

■年金受給者査証
●毎月1200ドル以上の年金を受給している人を対象に、年金受給者査証(カテ
ゴリー/TR-RE)が発給されます。同伴者がいる場合は1人増える毎に月500ド
ルの受給額が追加されます。滞在期間は1年毎の更新。有効期間内の入出国
が自由なマルチプル査証。ベネズエラに永住権は存在しません。
<必要書類>
申請書、年金受給証明書、戸籍抄本・謄本。
添付書類は翻訳と日本の外務省認証が必要。申請は在日大使館で受付。
※領事部では申請書の書き方など、個別の申請サポートに応じています。
参照 ベネズエラ査証編
問い合わせ先/ベネズエラ大使館・領事部 03-3409-1503


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海外ロングステイ | 【2006-10-30(Mon) 17:28:39】 | Trackback:(0) | Comments:(1)
トルコのカッパドキアの不思議
当ブログサイトのNHKが選んだ世界遺産ベスト30の楽しみ方で登場した30箇所の世界遺産の中に、「カッパドキア」がありました。

最近日本人の間でも海外旅行先として非常に人気が出てきたトルコの中でも最も有名な観光地ですね。

トルコは、西洋と東洋のかけはしと言われるボスボラス海峡をはさんで両方の陸地に国土を持つ国で、まさに人種のルツボという感じの多種多様な顔の人たちが住んでいます。青い目、黒い目、茶色の目、灰色の目と、目の色だけでもたくさんの種類の人たちがいる国です。

トルコには、以下のようにたくさんの世界遺産があります。

1. イスタンブール歴史地域 文化遺産

2. ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群 複合遺産

3. ディヴリーイの大モスクと病院 文化遺産

4. ハットゥシャ 文化遺産

5. ネムルット・ダー 文化遺産

6. クサントス-レトーン 文化遺産

7. ヒエラポリス-パムッカレ 複合遺産

8. サフランボル市街 文化遺産

9. トロイの古代遺跡 文化遺産


この中で、奇抜さという意味ではやはりカッパドキアが突出しています。

cappadocia_.jpeg


長い年月をかけて大自然がもたらした不思議な景色が広がるカッパドキアはトルコ観光のハイライトとも言える名所です。

ヒッタイトの言葉で「美しい馬のいる場所」という意味を持つカッパドキアは、その次元を超えた風景だけでなく歴史的にも重要な意味を持つ興味深い観光地です。

またこの地方は大変肥沃な土地であり、野菜や果物など多種の農作物を栽培し各地へ流通させています。またワイン作りもこの地方の重要な産業となっています。

カッパドキアの珍しい地形は数千万年前に遡ります。

エルジイェス(Erciyes)山とハサン(Hasan)山の連続した大噴火により火山岩が流れ出し大量の火山灰や粘土、トゥファ(石灰華)、玄武岩等が何層にも堆積し、それらが次第に固まり始め、100~150cmの厚さの凝灰岩層状態となりました。

そしてその後、風や雨の影響を受けた侵食により長い時間をかけて谷や峡谷となり現在の独特な地形が作られました。

比較的柔らかい岩肌のため、それらの地形を利用して人々は穴を掘り家や教会等を作り始めました。そして現在でもその中で暮らす人々は少なくないようです。

カッパドキア地方の歴史は古く、紀元前2000年頃にはこの地にヒッタイト人達が定住し、その後アッシリア人達が商業の拠点としました。

紀元前1250年以降はフリジア人、リディア人、ペルシャ人、マケドニア人達により次々と支配者が変わりましたが、西暦17年以降はローマ帝国の支配下となり交易や軍事拠点として栄えることとなりました。

そしてアナトリア(小アジア)へキリスト教が広まるようになると聖人パウロがカッパドキアに最初のキリスト教徒共同体を作り、その後のキリスト教徒迫害が起こるようになるとキリスト教徒達はカッパドキアに逃れるようになったのです。

このためカッパドキア地方の各地には古代の遺跡と共にキリスト教に関する多くの遺跡が残されています。ローマ帝国時代が終わるとこのあたりも他のアナトリア同様にセルジュク人やオスマントルコ帝国の人達の支配下に置かれ、現在にいたっています。

飛行船で空から全貌が眺められる観光コースもあるようです。

cappadociasorakara.jpeg


トルコ観光については、トルコ政府観光局サイトをごらんください。

一度はぜったいに行くべき国です!

トルコのビザ関係は以下の通りです:

●入国について
観光目的で3ケ月までの滞在は査証免除。滞在延長は不可。
トルコ大使館

●滞在許可証(イカメット)
3ケ月を超えて滞在する場合は、入国後3ケ月以内に滞在許可証を取得する必要があります。
申請は各県警察本部外国人課にて必要書類(県によって異なります)を提出。
発給まで相当期間を要する場合があり、配偶者や子供もそれぞれに申請する必要があります。
また滞在許可証は身分証明として常時携帯する義務があります。

●トルコの特定リタイアメント査証
リタイアメント査証の対象となるのはトルコと特別協定を結んでいる北欧国の市民のみ。日本人は対象となりません。




世界遺産 | 【2006-10-15(Sun) 20:00:13】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
イタリアの世界遺産はすごい!
当ブログサイトのNHKが選んだ世界遺産ベスト30の楽しみ方で登場した30箇所の世界遺産の中に、イタリアが5箇所も入っていました。
 
ちなみに、
26位:ミラノのサンタマリア・デッレ・グラチェ教会
25位:アルベロベッロ
23位:コロッセオを筆頭とするローマ歴史地区
11位:フィレンツィエ歴史地区
10位:べネツィエ(ベネチア)
でした。

もうローマやフィレンツィエ、ベネチアは皆さんよくご存知ですから改めてご紹介する必要もないと思います。

この中であまり日本では知られていない、サンタマリア・デッレ・グラチェ教会とアルベロベッロについて少しデータを紐解いてみましょう。

サンタマリア・デッレ・グラチェ教会は、別名、ドミニコ会修道院と呼ばれています。

milano.santamaria.jpeg


何がこの教会を有名にさせたかと言うと、レオナルド・ダ・ヴィンチの最大傑作「最後の晩餐」が堂に飾ってあるからなんですね。この絵が世界文化遺産に指定登録されています。(クリックしてみてください)

saigonobannsan.jpg


もうひとつが、南イタリアにあるアルベロベッロです。
17世紀に建てられた石造りの家々が並ぶメルヘンの世界が世界遺産に指定されました。(クリックしてみてください)

Alberobello.jpeg



この石造りの家は、トゥルッリと呼ばれているようです。

alberbello.trullo1.jpeg


イタリア+バチカンの世界遺産の登録数は、なんと40箇所というすごい数です。

■ イタリア共和国
1. ヴァルカモニカの岩絵群 文化遺産

2. レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院 文化遺産

3. フィレンツェ歴史地区 文化遺産

4. ヴェネツィアとその潟 文化遺産

5. ピサのドゥオモ広場 文化遺産

6. サン・ジミニャーノ歴史地区 文化遺産

7. マテーラの洞窟住居 文化遺産

8. ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオ様式の邸宅群 文化遺産

9. シエナ歴史地区 文化遺産

10. ナポリ歴史地区 文化遺産

11. クレスピ・ダッダ 文化遺産

12. フェッラーラ:ルネサンス期の市街とポー川デルタ地帯 文化遺産

13. デル・モンテ城 文化遺産

14. アルベロベッロのトゥルッリ 文化遺産

15. ラヴェンナの初期キリスト教建築物群 文化遺産

16. ピエンツァ市街の歴史地区 文化遺産

17. カゼルタの18世紀の王宮と公園、ヴァンヴィテッリの水道橋とサン・レウチョ邸宅群 文化遺産 / 1997

18. サヴォイア王家の王宮群 文化遺産

19. パドヴァの植物園(オルト・ボタニコ) 文化遺産

20. ポルトヴェネーレ、チンクエ・テッレ及び小島群(パルマリア、ティーノ及びティネット島) 文化遺産

21. モデナの大聖堂、トッレ・チヴィカ及びグランデ広場 文化遺産

22. ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域 文化遺産

23. アマルフィ海岸 文化遺産

24. アグリジェントの遺跡地域 文化遺産

25. ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ 文化遺産

26. スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ 文化遺産

27. アクイレイアの遺跡地域と総主教聖堂バシリカ 文化遺産

28. ウルビーノ歴史地区 文化遺産

29. パエストゥムとヴェリアの古代遺跡群を含むチレントとディアノ渓谷国立公園とパドゥーラのカルトゥジオ修道院 文化遺産

30. ヴィッラ・アドリアーナ(ティヴォリ) 文化遺産

31. ヴェローナ市 文化遺産

32. エオリア諸島 自然遺産

33. アッシージ、聖フランチェスコ聖堂と関連遺跡群 文化遺産

34. ティヴォリのエステ家別荘 文化遺産

35. ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々(シチリア島南東部) 文化遺産

36. ピエモンテとロンバルディアのサクリ・モンティ  文化遺産

37. オルチア渓谷 文化遺産

38. チェルヴェテリとタルキニアのエトルリア古代都市群 文化遺産

39. シラクーザとパンタリカの岩壁墓地遺跡 文化遺産

■ イタリア共和国及びバチカン市国
1. ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂 文化遺産


イタリアでの旅行についてはフォートラベルがオススメです。最新のクチコミ情報が満載ですね。




世界遺産 | 【2006-10-05(Thu) 20:43:18】 | Trackback:(3) | Comments:(0)
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